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中学校の息子が修学旅行に行って写真を撮ってきました。我が家のデジタルカメラで撮った写真です。

2004年03月09日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2004/3/9)
中学校の息子が修学旅行に行って写真を撮ってきました。我が家のデジタルカメラで撮った写真です。京都は修学旅行、一般旅行者、外国からの旅行者で賑わっていたらしいですが、写真の撮り方には一つの特徴があったそうです。日本人の殆どは、写真を携帯電話のデジタルカメラ、あるいは専用のデジタルカメラで撮っていたのに対して、海外から来られた旅行者の多くは従来のカメラを使っていたそうです。写真に対するこだわりの差も理由の一つかもしれませんが、昨今の驚異的なデジタルカメラの普及が影響していることは間違いありません。


インターネットにつながったパソコンの普及率や電子政府の構築レベルなどでは、日本は必ずしも高い評価を受けているわけでありません。しかしながら、最近、従来のパソコンを介したネットワークのイメージを逸脱した部分で、日本のITの成長が目立っています。まず、世界中で日本ほどデジタルの写真映像と携帯電話のメールが自由にやりとりされている国はないでしょう。自動車のナビゲーションシステムの普及率や性能向上にも目覚しいものがあります。ゲームの世界は言うに及びません。

そして、ここに来て、ICタグがモノづくり大国日本に革命的な変化をもたらしそうな予感がしてきました。ITが普及することによって、日本お得意の技術のハイブリッドが様々な分野で成長の芽を生み出しているのです。ユビキタス社会にこそ日本のさらなる躍進の場がある。そんな言葉が現実味を帯びてきたようです。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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