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今回が今年最後のメールマガジンとなります。そして、このメールマガジンが始まってちょうど一年目のメールでもあります。

2003年12月24日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2003/12/24)
今回が今年最後のメールマガジンとなります。
そして、このメールマガジンが始まってちょうど一年目のメールでもあります。

昨年のメールを見直してみると、「今年は大変厳しい年になった」と書いてありました。2001年から始まった構造改革にITバブルの崩壊などが重なって、確かに昨年の今頃は日本の将来に対して悲観的な見方がずいぶんありました。
それに比べると、今年は多少なりとも希望が持てる機運が出てきています。経済的な指標も好転していますし、社会のムードも昨年とは明らかに変わっているように見えます。
先日、月に一回開催されている朝食勉強会で昨今の経済情勢がテーマになりました。 経済分野での著名なスピーカーの方々が共通している指摘されたのは、日本経済に強さが出てきたということです。

景気の循環から見ると、来年当たりは悲観的な見方もあるものの、日本経済の構造が2,3年前に比べて力強くなっている、ということでしょう。
確かに、リストラや統合を経て民間企業はかつてよりずっと筋肉質になっていますし、今や日本でもベンチャービジネスは珍しいものではなくなりました。仮に、今後若干の落ち込みがあったとしても、公共投資の積み増しを求めるようなことはないでしょう。
それに加えて、燃料電池、ナノテクノロジー、進化を続けるIT等、技術立国日本の飛躍を後押しする新技術が目白押しです。
2004年はきっと良い年になる、そう信じて新しい年を迎えたいと思います。

今年一年ありがとうございました。
来年も宜しくお願いいたします。

 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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