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今年のゴールデンウィークは出張もなく、自由な時間を楽しむ絶好の機会だったのですが、

2003年05月13日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2003/05/13)
今年のゴールデンウィークは出張もなく、自由な時間を楽しむ絶好の機会だったのですが、先週の初めから体調を崩し、静養していました。健康管理には自信を持っているのですが、疲れが溜まっていたのかもしれません。
かつて、ボクシングのタイトルマッチを何度も防衛し、無敵とも思えたチャンピオンが、なすすべもなく敗れ去ってしまった試合を見ました。後に聞いた話によると、そのタイトルマッチの前、チャンピオンの背筋はマッサージの指も入らない、板のような状態になっていたといいます。
世界チャンピオンになるような人の筋肉は、通常指が根元まで入るほど柔軟性があります。また、世界チャンピオンともなれば、日頃から専門的な体のメンテナンスを受けていたはずです。にもかかわらず、チャンピオンの筋肉を硬直させてしまった原因の1つは、何度もタイトルマッチに挑むことによる緊張の蓄積であったといいます。
その時々、完璧と思うメンテナンスをしていても、人の心や体には日々蓄積していくものがあります。一流のトレーナーをもってしても解すことができなかったのは、心の澱だったのかもしれません。
健康管理はプロフェッショナルの条件といいます。高い目標を目指すほど、我々ビジネスマンも自分自身の責任で考えなくてはいけないことなのでしょう。
少し長い目で見た心のメンテナンスも含めて。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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