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新しいベンチャービジネスの立ち上げに向けて、ネットで人材募集を行いました。
2003年03月25日 井熊均
「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2003/03/25)
新しいベンチャービジネスの立ち上げに向けて、ネットで人材募集を行いました。
可能性はあるとはいえリスクも大きなベンチャービジネスですから、どれだけの方に応募いただけるか不安なところがありましたが、フタを開けてみると不安はいっぺんに払拭されました。
人数的にも大変多くの方々の応募いただいたのですが、もっと驚くのは応募いただいた方々の顔ぶれです。
実に様々な分野で活躍されている方のご応募をいただいたのです。
多少のリスクがあってもベンチャービジネスの可能性に賭けてみたい。そんな気持ちが伝わってきました。 世界には暗雲が垂れ、国内経済も混沌を極めていますが、日本には夢があるのです。
夢を求めている、と言ってもいいのかもしれません。
振り返れば、1990年代のアメリカのベンチャービジネスの隆盛の裏にも、1980年代の厳しいリストラがあったと言われています。危機に瀕して始めて、旧態たるしがらみと決別し、新しいチャンスに向かってチャレンジしようとする気持ちはどこの国でも共通したものなのでしょう。
そして、日本でも力のある方々が新しいチャンスに眼を向けようとしています。こうした気持ちこそ、将来を切り拓く何よりの光明だと思います。
明けない夜は来たことがない、闇は夜明け前が最も暗い、といいます。
これから生まれようとする小さなベンチャービジネスに向けた多くの方の気持ちが夜明けの希望を感じさせてくれるのです。
※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。