コンサルティングサービス
経営コラム
経済・政策レポート
会社情報

経営コラム

IKUMA message

アメリカからこの原稿を書いています。これまで、2つのベンチャービジネスの立ち上げに関わり、今また新しいベンチャービジネスを立ち上げようとしていますが、いずれのビジネスもアメリカでヒントを得たものでした。

2003年01月28日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2003/01/28)
アメリカからこの原稿を書いています。
これまで、2つのベンチャービジネスの立ち上げに関わり、今また新しいベンチャービジネスを立ち上げようとしていますが、いずれのビジネスもアメリカでヒントを得たものでした。
ITバブルの崩壊以降アメリカ経済は不調から立ち直れていませんが、この国に来るとビジネスの面ではいまだに学ぶところが多いような気がします。
一つには、この国の人達がどんな時でも、何とかビジネスとしてものにしてやろう、という気持ちを失わないからです。
創発戦略センターは、新しいビジネスや社会的な活動を生み出していくことをミッションとしています。そして、新しいものを生み出していくためには、目線をどこに置いて生活するか、が重要だと思っています。
日本が泥沼のような低迷から脱するには、新しいチャンスを切り拓くアイデアに溢れた人材が出てくることが重要なのですが、机に向かっていくら考えてもアイデアは出てきません。アイデアの源泉は考えるという行為だけではないからです。
何かに縛られ、内向きに考える気持ちが根底にある中で良いアイデアは生まれません。前向きで開かれた気持ちこそが斬新なアイデアを出すのに不可欠な要素なのだと思います。
その意味で、時々海外で色々な人と出会うことは、新しいものを生み出すための目線を維持するのに役立っています。
海外まで行かなくても、よく探せば、気持ちを前向きにしてくれる出会いは身の回りにもあります。そこで得た感性を毎日の生活で発揮すれば、アイデアの出る環境は誰の周りにも創ることができると思うのです。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
経営コラム
経営コラム一覧
オピニオン
日本総研ニュースレター
先端技術リサーチ
カテゴリー別

業務別

産業別


YouTube

レポートに関する
お問い合わせ