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今年も残すところ2週間となりました。2002年は日本にとって大変厳しい年となりました。「この1年、日本経済は大荒れであった、そして、来年には更なる大波がくるかもしれない」という悲観的な評論が年末年始に向かって聞かれることでしょう。

2002年12月17日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2002/12/17)
今年も残すところ2週間となりました。
2002年は日本にとって大変厳しい年となりました。「この1年、日本経済は大荒れであった、そして、来年には更なる大波がくるかもしれない」という悲観的な評論が年末年始に向かって聞かれることでしょう。
でも、本当にそうでしょうか。
今年は将来が楽しみな様々な芽生えを見ることができました。サッカーのヨーロッパリーグやアメリカのメジャーリーグでは、日本人選手が大活躍してくれました。ワールドカップ・サッカーでの決勝トーナメント入りも見事なものです。彼等の活躍は偉大な先輩たちでさえ成し得なかったものです。
企業経営の世界でも若い経営者がたくさん出てきました。ある調査によると、40代社長が率いる企業の業績がいいそうです。森が変わっていく時、これまで森を守ってきた巨木が倒れた跡に、たくましい若木が芽生えています。どんな制度も、どんな企業も永遠ということはありません。
戦後日本を支えてきた様々な制度や企業が変化の時を迎えたとしても不思議ではないのです。もちろん、世代交代には悲しみや苦しみが伴うこともあります。そうしたことには社会として手を合わせなくてはならないこともあるでしょう。しかし、社会にとって一番大事なことは将来に向けた夢を信じることです。
2002年から2003年にかけて、森が変わる時に芽生えつつあるたくまし若木にもっと目を向けようではありませんか。
自分たちも、また、そうありたいと願って。
 ※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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