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何かと変動の多いこの一年でしたが、経済面、政治面でも新しい胎動が少しずつ感じられるようになってきました。

2009年10月27日 井熊均


「創発戦略センター」所長の井熊均です。(2009/10/27)
何かと変動の多いこの一年でしたが、経済面、政治面でも新しい胎動が少しずつ感じられるようになってきました。

個人的な関心もありますが、この一年、スポーツ界での最大の注目株と言えば、何といっても、18歳のスーパースター石川遼選手だと思います。国内では今シーズン既に4勝を果たし、最年少賞金王も視野に入っています。ゴルフの上手な方に聞くと、石川選手の技術はドライバーからパットに至るまで既に国内トップレベルにあると言います。また、大人でも頭が下がるくらい立派な受け応えやマナーは女性ファンを中心に高い評価を得ています。

並び評するだけの人を見つけるのは容易ではないですが、敢えて言えば、ミスタージャイアンツと言われた長島茂雄氏ではないかと思います。長島選手がプロ野球にデビューしたのは1958年、岩戸景気が始まり、アジア大会が開催されるなど、日本が繁栄に向けて羽ばたこうとしていた時代です。その中で、鉄腕と言われた稲尾投手や400勝の金田投手と真っ向勝負し、スーパールーキーと言われたのが長島選手でした。

一方、当時の日本には繁栄を支えた名も知れない無数のルーキーや若手がいたはずです。彼等が頑張り、スーパールーキーの活躍に手を叩き、日本は世界第二の経済大国への道を辿ることができたのでしょう。難しい時代ではありますが、それが明ける時、様々な現場で次世代を担うリーダーが誕生しているはずです。若きスーパースターの登場が沸々とした力を暗示するものであることを期待します。
[ Ikuma's Photo ]
[写真上・下]千葉県館山グランドホテルの海を見下ろす絶景のゴルフ場です。
※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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