2004年09月22日 |
マルチチャネル統合コンタクトセンターパッケージ「QuIR(キール)」の販売を開始 |
株式会社日本総合研究所(本社:東京都千代田区一番町、社長:奥山 俊一、以下日本総研)と、岩崎通信機株式会社(本社東京都杉並区久我山1丁目7番41号 代表取締役社長:石橋 義之、以下岩通)は共同で、マルチチャネル(電話、e-mailなど)に対応したコンタクトセンター向けのパッケージシステムの販売展開を開始しました。 両社が互いの得意分野を持ち寄ることで、ユーザに対して初期の段階から最も効果的なコンタクトセンターシステムの提供が可能となります。また、既に出来上がった両社のパッケージを提供することで、無駄な開発コストをかけずに短期間でかつ品質の高いシステムを構築することが可能となります。 お互いの顧客に対して協力してアプローチしていくことにより、今までに獲得できなかった業種のユーザへの販売が可能になる、という両社のニーズが一致したもので、この協力体制によりユーザの利便性がより一層向上するものと考えております。 1.特長 QuIRは、「これからコンタクト業務用システムを導入される予定のユーザ」、「現在のコールセンターシステムをリプレース予定されているユーザ」のどちらにもベストなソリューションを提供いたします。電話連携チャネルでは、高度なコストパフォーマンスを実現する岩通の「INDeX」を標準対応PBXとすることで、両社は緊密な連携を図ります。 ・コンタクト業務に必要なテンプレートが揃っていますので短期間での導入が可能です。 ・必要な機能を「チャネル・ユーザ・席数別」によるオンデマンドな料金体系で提供します。 ・最適な業務規模としましては10~100席までのオペレーション体制を想定しています。 2.機能 (1)チャネル統合ソリューション |
[1] | マルチチャネルインバウンド 電話、e-mail等、様々なチャネル経由の問合せを、統合された画面によって効率的な処理が可能です。 |
[2] | チャネルインタラクション 受付チャネルに関らず、回答チャネルを機動的に選択する「クロスオペレーション」を実現します。 |
(2)統合情報管理ソリューション |
[1] | マルチチャネルコンタクト履歴 電話、e-mail等、様々なチャネルからの問合せ履歴を一元管理することが可能です。 |
[2] | エンタープライズシステム連携 ユーザが既に保有する業務データ、顧客データ等との連携を実現し迅速なオペレーションを実現します。 |
[3] | メッセ-ジング管理 「掲示板情報」「伝達注意情報」等を一元管理し、管理者とオペレーターが、情報を共有することが出来ます。 |
[4] | セキュリティ管理 要員管理機能、端末管理機能により、効果的な情報セキュリティ対策を実現します。 |
3.概念図 QuIRの導入により、ユーザはカスタマーからの様々なチャネル経由の問合せに対し、社内でシームレスな情報共有の実現が可能となります。 |
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4.販売計画 日本総研と岩通は、顧客対応業務に対するソリューションを共同で展開することで、年間での10社、席数にして1000席程度、金額にして10億円の販売を計画します。 |