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リサーチ・レポート No.2024-009

【関西経済見通し】関西経済は内需を中心に緩やかに回復

2024年07月02日 藤山光雄西浦瑞穂


足元の関西の景気は、一部に弱さがみられる状況。

先行き、企業部門では、循環的な財需要の回復を受けて生産や輸出が増加基調に転じる見通し。

人件費の増加や資金調達コストの上昇などが収益下押し要因となるなか、関西企業の収益計画は慎重化。ただし、デジタル化や脱炭素化、省力化などの投資需要が支えとなり、設備投資は堅調に推移する見込み。

家計部門では、名目賃金の伸びの拡大と消費者物価の騰勢鈍化を受け、実質賃金の伸びがプラスに転じるもとで、個人消費は緩やかに回復する見通し。

公共投資は、国土強靭化関連に加え、万博関連事業などが押し上げに作用。

以上を踏まえると、関西の実質経済成長率は2024年度+0.8%、2025年度+1.2%と、緩やかに回復する見通し。中国経済の減速を受けて財輸出は全国対比で精彩を欠く展開となる見込みながら、2025年度は万博開催による観光需要の盛り上がりなどが下支えに寄与。

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