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リサーチ・アイ No.2022-007

1~3月期実質GDP予測 ―前期比年率▲0.2%と2四半期ぶりのマイナス成長―

2022年04月28日 白石尚之


1~3月期の実質GDPは前期比年率▲0.2%(前期比▲0.1%)と、2四半期ぶりのマイナス成長となった見込み。設備投資や輸出が引き続き増加したものの、オミクロン株の流行を受けて自粛ムードが再燃し、個人消費が減少。実質GDPは新型コロナ流行前のピーク(2019年7~9月期)を▲3.2%下回る水準。

①個人消費(前期比年率▲1.6%、前期比▲0.4%)
2四半期ぶりの減少。オミクロン株の流行を受けて、多くの地域でまん延防止等重点措置が発令。外出自粛の動きが強まったことで、外食や宿泊、娯楽などのサービス消費が減少。
②設備投資(前期比年率+4.9%、前期比+1.2%)
2四半期連続の増加。業績の回復を背景に、製造業を中心に増加。デジタル化や脱炭素に向けた投資も下支え。
③政府消費(前期比年率+2.1%、前期比+0.5%)
2四半期ぶりの増加。新型コロナワクチンの接種に係る支出がプラスに寄与。
④外需(前期比年率寄与度▲0.4%ポイント、前期比寄与度▲0.1%ポイント)
輸出は、前期比年率+4.3%と2四半期連続の増加。もっとも、感染拡大や供給制約の影響が自動車生産の重石となり、輸出全体の増加ペースは緩やか。輸入は、同+6.1%の増加。新型コロナワクチンの増加などが背景。この結果、外需は3四半期ぶりのマイナス寄与に。

4~6月期を展望すると、活動制限の緩和で人出が回復し、個人消費が本格的に回復する見込み。また、自動車の挽回生産などを背景に、輸出や設備投資も一段と増加することから、高めのプラス成長となる見通し。


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