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西部ライブセンター PFI導入判断へ 福島・会津坂下町

出典:建設通信新聞 2004年3月4日号

VFMは8-15%

福島県会津坂下町が実施した、(仮称)会津西部ライブセンター整備事業のPFI導入可能性調査結果がまとまった。BTO(建設・譲渡・運営)方式、事業期間20年間で数パターンのシミュレーションを行った結果、従来方式に比べ8-15%のVFM(バリュー・フォー・マネー)が算定された。今月中旬に同調査企画提案書審査委員会(委員長・渡邊定夫東大名誉教授)に結果を報告し、内容を審議してもらう。町は委員会の意見を踏まえて、PFI導入の採否を判断する。導入が決まれば、2004年度内にアドバイザリー業務委託費を補正計上し、実施方針の策定作業に着手する考えだ。今後のスケジュールは、同町を含む5町村合併の動きがあることから流動的だ。同センターは、JR只見線会津坂下駅近くの会津坂下東第1土地区画整理地内に建設するもので、文化センターと総合体育館、生涯学習施設からなる複合施設として整備する。規模は未定だが、現段階では総延べ床面積1万平方メートルを想定している。
文化センターには500席程度のホールを整備する。総合体育館は、バスケットボールのコート2面が確保できるメーンアリーナやフィットネスルーム、トレーニングジムを備える計画だ。
また、生涯学習施設には図書館のほか、創作室、展示スペース、会議室などを設ける予定だ。このほか、250-300台分の駐車場も整備するとしている。PFI導入可能性調査は、指名プロポーザルで選ばれた日本総合研究所(東京都千代田区)がまとめた。
建設地は、同町字五反田地内の敷地約2ヘクタール。

 

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