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都財務局のPFI 日本総研らに決定 多摩広域基幹病院など2件 アドバイザー業務

出典:建設通信新聞 2003年9月4日

東京都財務局は3日、2件のPFI事業について、アドバイザリー業務を希望制指名競争入札した結果、多摩広域基幹病院(仮称)・小児総合医療センター(仮称)を、5300万円で日本総合研究所、がん・感染症医療センター(仮称)を2095万円で日本経済研究所に決めた。履行期限は2004年3月31日まで。
アドバイザリー業務は、施設面や運営事業の条件検討、VFM(バリュー・フォー・、マネー)の算定、民間事業者選定基準の検討などPFI事業を具体化させるための業務。
7月にまとめた病院再編整備方針では、10月には事業者の募集を始める考えだ。担当する病院経営本部は、アドバイザリー業務と並行して実施方針を検討し、策定する。2004年度に設計・建設業務に入る見込みだ。PFI導入可能性調査は、多摩広域基幹病院(仮称)・小児総合医療センター(仮称)が日本総合研究所、がん・感染症医療センター(仮称)は日本工営がそれぞれ担当した。
多摩広域基幹病院(仮称)・小児総合医療センターは、府中市武蔵台2-8-4旧根岸病院跡地の敷地3万0871平方メートルに整備する。多摩広域基幹病院は精神科救急医療や結核医療、3次救急医療などを担当し、病床数は740床。
小児総合医療センターは、都の小児医療の拠点とし、病床数は610床程度とする。がん・感染症医療センターは、現在の駒込病院(敷地面積3万4724平方メートル)を改修し、より専門性の高い病院とする。合わせて、延べ8400平方メートルの新別館を建設する。病床数は800床程度とする。
駒込病院の現有規模は本館SRC造地下3階地上14階建て延べ5万0588平方メートル。医局仮眠棟(別館)RC造地下1階地上3階建て延べ4294平方メートル。看護宿舎RC造地下1階地上10階建て延べ7658平方メートル。

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