埼玉県越谷市は、PFIにより仮称越谷広域斎場整備等事業について、募集要項などに関する218の質問とその回答を公表するとともに、PFI事業者選定審査会の委員を明らかにした。
審査会メンバーは岸井隆幸日大理工学部教授、八木澤壯一共立女子大教授、井熊 均日本総合研究所創発戦略センター所長の3人。16日に参加表明を受け付けた後、資格審査を経て7月25日まで提案提出を受け付ける。8月中に優先交渉権者を決定する。
公募型プロポーザルによる事業者選定は、価格上限が89億3500万円(税別)で、事業提案対する総合評価(70満点)で上位2位者に絞り込んだ後、価格評価(30点満点)し、100点満点で上位1者を優勢交渉権者として決定する。
想定する規模は、火葬棟、待合棟、式場棟、などの総延べ7699平方メートル、駐車場台数は208台、主要施設は火葬炉14基、霊安室、式場など。建設地は越谷市増林地内の3.2ヘクタール。事業がBOT(建設・譲渡・運営)方式。03年度12月に本契約を締結。05年6月に建設完了、同年8月に共用開始する。