P2Pビジネスのねらい目はどこか?
▼▼▼ P2Pビジネスのねらい目はどこか? ▼▼▼ | ||
● | P2P(Peer to Peer)ビジネス、即ち、コミュニケーションを行う者同士が相互に対等的な関係でコミュニケーションをはかる場合、そのリアルタイム性やネットワークにかかる負荷の観点で、純粋なP2P(p-P2P)は市場としてはまだそれほど期待できないであろう。 | |
◇ | 市場として期待できるような必要条件としては、現在のIPアドレス(IPv4:IPアドレス長で32ビット)では、幾つかの回避方法はあるもののやはり限界があり、IPv6(同128ビット)となることが挙げられよう。 | |
● | 当面のターゲット領域は、同ネットワーク負担などが比較的軽い「h-P2P」となろう。いずれにせよ、この領域でのコミュニケーション形態は、従来とは大きく競争のスキームを変えることになる。 | |
【図表】 P2P領域のビジネスの可能性 | ||
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(注) | P2P:Peer to Peer、p-:pure、h-:hybrid、C/S:Client Server、MP:Market Place | |
(出所)日本総合研究所 ICT経営戦略クラスター[新保2001] | ||
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