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2006年06月07日

所得格差の現状と展望 - 所得格差の拡大に歯止め -

レポートの要旨
(1) 近年の所得格差の状況について、①人口高齢化の影響を除いた各世代内で格差が拡大しているのか、②所得水準の上位・下位どちらのグループで格差拡大が起きているのか、に注目しながらマクロ・データから検証し、政策的意味合いを考察。
(2) 労働所得などの格差は若い層を中心に1990年代後半から拡大。しかし、足元では、景気回復が続くなかで、90年代終盤以降加速した労働力の非正規化に歯止めがかかり、それが格差拡大にも一部、歯止めをかけつつある。所得格差が、特に所得水準が低い層で拡大しないようにするためには、経済の持続的成長を確保することが重要。
(3) もっとも、経済が拡大しても、既にフリーターとなっている人がフリーターから脱却しにくい状況がみられるため、若年層の職業能力開発などミクロ面でのきめ細かい対策の充実を図る必要。
 

レポート目次
 
  • 90年代終盤以降、若い層を中心に拡大した労働所得格差
  • フリーター化の加速には歯止め
  • 最近では、派遣・契約社員の増加が寄与、正社員間格差が拡大
  • 世帯ベースで見ても若い層を中心に格差が拡大
  • 全ての年齢層で高まった生活保護人員率
  • 経済の持続的な拡大が重要
  • 付論
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