2016年11月18日
各位
国立大学法人神戸大学
株式会社日本総合研究所
神戸大学×日本総研 オープンイノベーションワークショップ
「ITと金融ビジネスの最前線」の開催について
国立大学法人神戸大学(学長:武田 廣、以下「神戸大学」)と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:渕崎 正弘、以下「日本総研」)は、新しい価値を創造する次世代の人材を育成することを目的に、オープンイノベーションワークショップ「ITと金融ビジネスの最前線」(以下「本ワークショップ」)を協働で開催します。
<本ワークショップの概要>
ビジネスが世界規模で展開され、急速かつ複雑な変化を続けるようになった現代において、経営におけるITの位置付けは非常に重要なものとなり、ITの技術力自体がその企業のビジネスを形作り、競争力を決定する存在ともなってきました。
また、高度な技術が我々の生活の隅々まで入り込み、持続的な新しい価値の創造(イノベーション)の必要性が高まっており、大学、企業、自治体など異なる組織がオープンな環境で価値創造のために協働するオープンイノベーションの考え方が重要になってきています。
本ワークショップでは、「金融ビジネスにおけるIT戦略」「金融システム企画の実践」をテーマに、実際のビジネス事例を活用するなど実践的なPBL(Project Based Learning) を行います。ITによって金融ビジネスをどのように変えていくことができるのかを理解しながらITと金融に対する多面的な視点を獲得すると共に、「チームワーキング」「ビジネス現場の臨場感」「社会人のスキル」などについて学ぶ予定です。
文理融合の総合大学である神戸大学とITと金融ビジネスの最前線を知る日本総研とが協働して次世代の人材を育成する、新しい産学連携の取り組みとして開催します。
対象学生:文系・理系を問わず学部3回生、4回生、修士1年生
開催日 :2016年12月26日、27日(2日間)
場 所 :神戸大学六甲台キャンパス
<神戸大学について>
神戸大学は「人文・人間科学系」「社会科学系」「自然科学系」「生命・医学系」の4大学術系列の下に11の学部、15の大学院、1研究環、1研究所と多数のセンターを持つ総合大学です。「学理と実際の調和」を理念とし、様々な連携と融合の力を最大限に発揮する卓越研究大学として世界最高水準の教育研究拠点を構築するというビジョンを掲げています。オープンイノベーションの考え方が重要になる中、また、それを実現する人材の育成プログラムの開発が急務であると考えており、現在学部・大学院における部局横断のグローバルイノベーション人材育成プログラムの導入を目指しています。
<日本総研について>
日本総研は、「ITソリューション」「コンサルティング」「シンクタンク」の3つの機能を有する総合情報サービス企業です。「ITソリューション」事業では、三井住友フィナンシャルグループの事業戦略をITの側面から支援しています。金融は、今やITと一体化しており、IT戦略の先鋭化なくして、金融ビジネスの発展はあり得ません。これからの未来を担う若い世代がITの世界に関心を持ち、ITが社会や企業経営において重要であることを広めるべく、大学等の教育機関と連携してITの実務やその魅力についての情報発信を行ってまいります。