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環境省 温暖化対策技術開発

出典:電気新聞  4月14日号

対象15件を採択

環境省は、05年度からの新規事業となる「地球温暖化対策技術開発事業」の対象案件を決めた。採択された15件の事業には最高で4億3千万円の開発委託費が交付される。

この事業は、地球温暖化対策を加速させるために早期に幅広い範囲で普及が見込まれる対策技術のうち、〈1〉省エネルギー対策〈2〉石油代替エネルギー導入――に関係するものの開発を案件提案先に委託する。民間、大学、公的機関から案件を広く募集した。採択された案件は以下のとおり。(カッコ内は提案者)

▽建設機械における二酸化炭素削減のためのバッテリー駆動化に関する技術(日立建機)▽潜熱顕熱分離型新ビル空調システムの実用化技術(ダイキン空調技術研究所)▽建物外壁における薄型化ダブルスキンの実用化に関する技術開発(大成建設)▽無電極ランプ250Wの調光および高天井照明器具に関する技術開発(松下電工)

▽本庄・早稲田地域でのG水素モデル社会の構築(早稲田大学)▽沖縄産糖蜜からの燃料用エタノール生産プロセス開発およびE3等実証実験(株式会社・りゅうせき)▽沖縄地区における燃料製造のためのサトウキビからのバイオマスエタノール製造技術に関する技術(アサヒビール)▽固定触媒によるメチルエステル化法バイオディーゼル燃料製造装置の研究・開発(愛媛県立衛生環境研究所)▽超臨界水による都市系有機性廃棄物オンサイトエネルギー変換システムの実用化(竹中工務店)▽草木・木質系バイオマスからのエタノール、水素およびメタン生産におけるエネルギー収得率向上のための実用的バイオプロセスの開発(サッポロビール価値創造フロンティア研究所)▽水素代替エネルギーとしての新水素・酸素混合ガスの実用化技術(独立行政法人・建築研究所)

▽地域エコエネルギーウェブシステム(自然エネルギーを中心としたエネルギーの相互利用システム)のための制御方法に関する技術(荏原製作所)▽集合住宅におけるコージェネレーションシステム電熱相互融通による省エネ型エネルギーシステムの制御システム(日本総合研究所)▽鉄道交通システムにおける地球温暖化対策のための2次電池技術に関する研究(福井大学)▽二酸化炭素ゼロ社会に向けた木質バイオマス活用技術と再生可能エネルギー融合システムの屋久島モデル構築(鹿児島大学) 

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