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平昌オリンピックを終え、選手から学ぶこと

2018年02月27日 井熊均


 平昌オリンピックで日本の選手団は、長野オリンピックの時を大きく上回る過去最高のメダルを獲得する大活躍を見せてくれました。選手達の活躍を見て、日本中で多くの子供たちが明日のオリンピック選手を夢見てスキーやスケートやカーリングを始めることでしょう。また、年齢を問わず、多くの人達の気持ちを前向きにしてくれたことでしょう。中には、一歩を踏み出すきっかけを得た人もいるでしょう。多くの人の心がモチベートされたことによる社会・経済的な効果は大変なものだと思います。

 オリンピックでは常人の域をはるかに超えたレベルの競技はもちろんですが、オリンピック出場までの歩み、スタートを待つ選手の真剣な目線、試合後の表情と言葉に深く心を打たれました。男子フィギュアで66年ぶりの二大会連続金メダルを獲得した羽生結弦選手、女子スピードスケートで初の金メダルを獲った小平奈緒選手、同じく金メダルを取った女子パシュートのチーム、女子マススタートで金メダルを取った高木菜那選手については、試合後の談話が特に多く報道されていました。彼等よりはるかに年長ではありますが、多くの教えを頂くことができたと思います。道を極めた人の言葉には年齢や人生経験を超えた深みがあります。

 中でも最も印象に残ったのは、小平選手の言った「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」というガンジーの言葉です。こうした言葉を胸に日々自身と向き合い続けた末が金メダルとレース後の神対応だったのでしょう。いくつになっても、人生かくありたいと思います。2年後の東京オリンピックでも多くの感動と教えを頂けることに期待して、我々も小さな一歩を踏み出しましょう。


※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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