オピニオン
こども家庭庁 令和5年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 実施報告②
2024年04月26日
こども家庭庁 令和5年度子ども・子育て支援推進調査研究事業の国庫補助の内示を受け、令和6年3月31日までの間、4事業を実施しました。
先行して２事業を掲載しましたが（2024年03月28日掲載）、残り２事業について、下記の通り実施目的や事業内容に加え、報告書等を掲載します。
事業名 | 事業実施目的・事業内容 |
| こども・子育て支援の今後に関する先進的な取組事例の収集・検討に関する調査研究 | 今後の人口減少社会においては、地域におけるさまざまな営みを踏まえて、保育所等の機能を考える視点も重要になる。本調査研究では、保育所等の施設や地域での子ども子育て支援について、地域づくりに貢献している先進的な取り組み事例へのヒアリングおよび「10年後の子ども・子育て支援の在り方を考える研究会」での議論を通して、現行制度や保育、子育て支援という枠にとらわれずに、将来的な地域における子育て支援の姿や制度の在り方について検討した。また、それらを踏まえ地域づくりと保育機能の連携に関して、ビジョンや取り組みの方向性を整理した。 ・調査報告書  ・事例集 |
| 幼保連携型認定こども園における評価の有効活用に関する調査研究 | 現在、幼保連携型認定こども園においては「評価ガイドライン」は作成されていない。評価を保育・教育の質の改善につなげていくため、評価の活用のあり方を示し、「評価ガイドライン」を提供することが必要である。人員不足の園に対して、効率的な活用ができるようなガイドラインを示していくことは、多くの園での評価の活用につながっていくとも考えられる。また、評価をうまくPDCAにつなげている園の事例は、多くの園にとって有用だと考えられる。 本事業では、幼保連携型認定こども園の評価（自己評価・関係者評価・第三者評価）を有効活用するためのガイドラインの基となる評価活用等のポイントをまとめた資料の作成と、評価をうまく活用している事例集を作成した。 ・調査報告書 |