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仕事と勉強・社外活動を両立させ、少ない時間をやりくりする

入社4年目の吉田賢哉は、コンサルタントとして民間企業や官公庁といっしょに仕事を進める一方で、勉強会や社外での研究等、幅広く活発に活動しています。実際にどんな仕事をしているのか、また忙しい中どのようにしたら勉強や社外活動を仕事と両立させることができるのかなどについて聞きました。

日本総研に入社した理由

コンサルティングの道に進んだきっかけは何ですか?

大学院では、経営工学の勉強をしており、企業と企業をどう連携させて新しいビジネス、知識を作るか、ITをどう活用するかといった研究をしていました。その際、多くの中小企業を訪問してまわったため、様々な会社の経営者と知り合う機会に恵まれました。みなさんに共通していたのは、自分の仕事に誇りを持っていて、命がけで仕事をしていることでした。そのことに感銘をうけ、ぜひ、彼らのような経営者を支援する形でビジネスに関わりたいと考えるようになりました。コンサルティングの世界で働きたいと考えるようになったのはそれからです。

なぜ日本総研を選んだのですか?

外資系も含め、複数のコンサルティング会社をまわりましたが、日本総研はシンクタンクでもあり、企業のコンサルだけでなく、政策提言なども行って広く世の中に目が向いている点などが他の会社とは違っていました。企業というミクロな視点と、社会や経済というマクロな視点の両方を意識して仕事に取り組みたいという想いから、この会社を選びました。

コンサルティングの仕事とその進め方

普段の仕事はどんな内容のものですか?

官公庁向けの仕事もしていますが、多くは民間企業向けの仕事です。企業が他社との競争を有利に進めたり、新規事業を立ち上げたりするための支援などが仕事の中心です。例えば、ある業界が将来どの程度の売り上げ規模まで成長するか、どんな技術が主流になるか、その企業が計画している商品が、どの程度世の中に受け入れられるか、他社と比較してどうか、といったことのリサーチ・分析などを行っています。具体的なプロセスとしては、過去に行った通信ネットワークを使った映像サービスの仕事では、アンケート調査を実施して、データを集め、分析して取りまとめ、お客様とミーティングをして、更に分析を深めて、よりよい分析を報告書にまとめるといったことを行いました。

コンサルティングを行う際のチーム編成や役割は?

案件の規模や内容にもよりますが、私の上司と先輩、それに私の3人といったケースがよくあります。若手だから、先輩だからという区別なく、かなり責任のある仕事を任され、情報収集や分析だけでなく、最終的な提言にも責任を持ちます。アウトプットも高いレベルのものが求められますので、時には納得のいくアウトプットができるまで帰らないこともあります。

勉強会・社外活動への参加

勉強会に参加していると伺いましたが、どんなことをしているのですか?

日本総研では、様々な勉強会が頻繁に開かれていますが、私が所属する勉強会では、例えば、企業においてイノベーション(革新)をどのように引き起こすか、通信と放送の融合や固定電話と携帯電話の融合が、今後のビジネスシーンに与える影響は何か、等をテーマとして取り上げ、情報・知識の共有化を図っています。発表者は持ち回りとなっていて、毎週火曜日の朝8時半から7、8名のメンバーが中心となって活動しています。

かなり大変だと思いますが、仕事とはどんな関係なのですか?

勉強会はあくまでも自主的な取組みであって、本当に自分たちで知りたこと、勉強したいテーマを取り上げています。ですので、勉強した内容が直接業務と関係することはありませんが、ここで身につけたことが、日々の仕事に役立っていることは確かです。仕事との両立という意味では確かに大変ですが、私はこの勉強会を仕事と同じくらい重要なものと位置付けています。勉強会で学んだことが、新しい提案をするための糧となるからです。ちなみに、学会関連の勉強会や、大学時代につながりのあった企業の勉強会などにも結構参加しており、幅広い知識の獲得には非常に有効です。

オフの過ごし方と社外での活動

オフの時間はどのように過ごしているのですか?

買い物に、スポーツ、ドライブなど休日を存分に楽しんでいます。その一方で、東京工業大学の21世紀COEプログラムの研究員としての研究活動を、社外活動として行っています。大学院時代の延長として、企業間の継続的な連携と、それによる新規事業創出に関する研究をしています。

将来の目標とそれに向けての努力

将来の目標について教えてください

仕事として関わっていることや興味のある分野で、新しい理論を作り上げ、日本経済や企業の活性化に寄与できたらいいと考えています。多くの人に役立ち、自分の名前が歴史に残るようになれば最高です。

今後、どんなことに取り組もうと考えていますか?

当面は、企業が考えた戦略をうまく実行できる仕組みづくりについて勉強したいです。人や組織や企業制度への理解を深め、業界の動向を踏まえるとともに、新規事業立ち上げ支援などに役立てたいと思います。興味のあること、好きなことを行っていると没頭できるので、忙しいけれども、充実した時間が過ごせています。お客様や社会の役に立てるように自己研鑽を重ねたいと考えています。

吉田 賢哉
研究員
大学院で経営工学専攻を修了後、日本総合研究所入社。
専門は、知識創造や組織改革などを起点とした競争戦略や新規事業戦略。他に製造・情報通信分野を中心とした業界動向調査や商品需要予測など。
東京工業大学21世紀COEプログラム研究員(インスティテューショナル技術経営学)としても活動中。