戦略系コンサルタントに求められるものとは
「変革のパートナー」が重要!そこに活躍の場が

前職の総合商社でニューヨークに駐在していた時、グローバルエコノミーの中で日本企業が、資本と労働がより生産性の高いところへ動いていく変革の必要性を実感していました。ただ、一方で概念的なグローバリゼーション主義の思考が、日本企業の秩序や現実に適していないのも目の当たりにしました。
こうしたなか、大局的に社会やマーケット変化の流れを十分につかみ、その中で企業の特質を考えて未来のあるべき姿を提示し、そこに向けてリードしていく、そういう「変革のパートナー」になりたいと思ったのが、日本総研を選んだ理由です。
戦略系コンサルタントに求められるもの

近年、知識的スキルが偏重される風潮があるように感じます。ひとつの事業や企業をとってみても、課題や問題を解決するためには、さまざまな背景やプレイヤーが存在します。それを、獲得した知識による施策をもって解決しようとしても限界があります。
日本総研には幅広いコンサルティング領域がありますが、我々戦略系コンサルタントは、あまり専門知識や業界経験にこだわらないほうが良いと思います。むしろ、迅速にそれぞれのテーマの本質を見極め、業界の知識や知見を理解することにおけるスピード感が求められています。また、ネットワークを駆使しながら、ベストなソリューションを類推する見識力が必要です。
そして、何かを改革しようとすれば必ず制約や反対はあります。変革の新しい視点をインプリメントし、その企業組織特有のダイナミズムを把握しながら、実行していく推進力が肝心となる世界です。
ビジネスの相場感覚を研ぎ澄ませ!

今の日本は論理的に焦点があったら、そこから外れたものを受け入れない傾向があるかもしれません。しかし、一度戦略や計画を決めても状況は変わり、不確定な要素が次々と現れる可能性もあります。また、相手によって時間の流れも違います。だからこそ、戦略そのものに柔軟性を持たせておく戦略の時間差マネジメントが必要になります。そのために我々はバランス感覚を持って、常にビジネスの相場感覚を研ぎ澄ましておくことが大事なのです。
日本総研には、このような感覚を持った人や、多様な業界・分野の専門家がたくさんいるので、知識や知見など身につく密度とスピードが違います。それに、問題や課題の本質を大局的に分析して、クライアントへの提案に付加価値をつけていく実践力も強くなっていくと思います。また、日本総研では「人材」が研究分野を自ら創発するとの考えがあって、私も事業再生に携わる実務家のネットワークの形成、経営者への普及活動を行う活動に参加したりしています。

- 東 秀樹
- 上席主任研究員
- 大学院で経営法務専攻、クロスボーダーM&Aのスキームや戦略事例を研究。
総合商社では二度の米国駐在経験を経て、2001年日本総研に入社。
現在、総合研究部門・経営戦略クラスターにて経営戦略、M&A戦略、事業再生、マーケティング戦略などを実施している。 - 大学院で経営法務専攻、クロスボーダーM&Aのスキームや戦略事例を研究。
