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CEATEC2018には、あらゆる分野の企業が参加

2018年10月23日 井熊均


 10月16日から19日に千葉の幕張メッセで開催されたCEATEC2018を見学してきました。今年は4日間で15万人強、前年より2.6%増の来訪者を得る盛況であったとされます。日本総研も農業、次世代交通に関する展示を行い、農業では次世代型多機能ロボット、「MY DONKEY」のデモンストレーションを披露しました。

 CEATECは元来ITとエレクトロニクス関連の企業が参加するイベントでしたが、最近ではあらゆる分野の企業が参加するようになっています。例外なく、と言っていいほど広い分野の企業/団体がAI/IoTの影響を受けるようになっているからでしょう。自分が見学した日に一番多くの観客を集めていたのはコンビニエンスストアのローソンでした。無人コンビニなど身近なところにAI/IoTが入り込んで来ることのリアリティを多くの人が感じていることの反映だと考えます。また、メガバンクの展示にも力が入っていました。フィンテックの急速な成長などで変革への意識が高まっているからでしょう。

 一方、精巧なハードウェアとAI/IoTが絡み合ったシステム、という観点ではもう少しダイナミックな展示があってもよかったという印象もあります。こうした分野で先端的な取り組みを引っ張ってきたのはアメリカでしたが、最近では中国の台頭が目覚ましくなっています。日本を通り越して中国の国際イベントに参加する企業も珍しくなくなっています。14億人の巨大な市場を擁するので仕方がない面もありますが、日本は世界中の先進企業の注目をいかに集めることへの拘りを失ってはいけません。市場規模で劣後しても、「日本で先端技術/サービスを競いたい」、と思う市場を維持しようとすることが、この国の産業/経済が世界のトップレベルであり続けるのに不可欠だと思うのです。


※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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