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リオ・オリンピックでの日本選手の躍進に思う

2016年08月23日 井熊均


 リオデジャネイロ・オリンピックで日本選手は過去最多のメダルを獲得しました。若い選手も多く、4年後の東京オリンピックでもさらなる活躍が期待できます。

 今回のオリンピックでは、過去圧倒的に負け越している相手に勝つ、あるいは、もうダメだと思うピンチから大逆転してメダルにつなげた、という種目がいくつもありました。以前、大舞台で力を発揮する欧米選手に比べて日本選手は勝負弱い、と言われていた時代もありましたが、今年は同じことを海外の人達が思ったのではないでしょうか。それほど日本選手の活躍は素晴らしかったと思います。

 負け越している相手に対しても決して怯まず立ち向かう、どんなに追い込まれても決して諦めない、勝敗を左右する局面で大胆不敵に決め技を繰り出す、等々、鍛え抜かれた肉体と同様、常人には考えられない精神力を見せてくれました。さすがは、日本代表、オリンピックだと思います。

 オリンピック選手の活躍を我々は別世界のことと思いがちです。しかし、怯まない、諦めない、危機にあって大胆不敵である、等は、仕事でも多かれ少なかれ必要になる時があるものです。その意味で、日本選手の素晴らしい活躍を見て、日々の仕事に頑張れる人が少しでも多く出てくればいいと思います。そうできれば、4年後の東京オリンピックの時に、日本はもっと元気になっているはずです。


※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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