ニュースリリース
欧州金融システムと国際金融市場が抱えるリスク
-欧州ソブリン危機の展開をどうみるか-
2011年11月24日
問題意識
・欧州ソブリン危機は、収束にはほど遠い状態にあり、緊迫した状態が継続。
・欧州の金融システム、および国際金融市場はいかなるリスクを、どのような形で抱えているのか。
-当局の公表データの分析から、何がわかるか。
・足許の危機をいかに収束させるか。
-関係各国は、事態がどのような方向に展開することを目指し、どのような方向に展開することを避けようとしているのか。
-今後の各国・当局による対応のいかなる側面に着目すべきか。
-国際金融市場へは、今後、いかなる影響が及ぶことが予想されるか。
・ユーロ圏内における財政危機の再発を回避するためには、短期・中期・長期的にいかなる対応が必要か。
構成
1.欧州ソブリン危機のこれまでの経過
2.欧州を中心とする金融市場・金融システムの状況
-欧州各国の銀行および国際金融市場はいかなるリスクを抱えているのか
3.今後の展望
(1)2011年10月のEU首脳会議が打ち出した包括的対応策をどうみるか
(2)いかにギリシャ危機を収束させるか
(3)財政危機の再発を回避するために
本件に関するお問い合わせ先
調査部 主任研究員 河村 小百合
TEL: 03-3288-4148
E-mail : kawamura.sayuri@jri.co.jp