環境関連事業への取り組み
新エネルギー発電事業
日本は、京都議定書の発効を受け、温室効果ガス削減の厳しい目標を達成する必要があります。そのためには省エネに加えて、風力や太陽光、バイオマスなどの新エネルギーを普及させることが重要です。
2006年に合同会社WEB POWER Serviceが設立されました。新エネルギー発電は出力が不安定であることが、普及を阻害している一要因となっていますが、同社は新エネルギー電源の不安定な出力を調整し、化石燃料と同様、計画的に利用するための技術を研究・開発しています。
バイオガス事業
家畜糞尿、下水汚泥、食品廃棄物などから発生するバイオガスは有望な新エネルギーですが、利用はあまり進んでいません。バイオガスネットワークコンソーシアムでは、このバイオガスを都市ガス代替のカーボンフリーエネルギーとして、病院、工場、レストランなどに供給するための新たなインフラ作りを進めています。 同コンソーシアムでは、畜産農家の多い北海道や鹿児島でプロジェクトを立ち上げました。その成果を踏まえて、マーケティング活動を実施中です。
ESP事業(Energy Service Provider)
ESPとはEnergy Service Providerの略で、企業活動におけるエネルギー利用の適正化を提案するビジネスのことです。
イーキュービック(株)は国内初のESP事業会社で、主要設備・機器における電力消費データの収集・分析、管理レポートの作成を自動的に行うシステムを開発し、お客さまにおけるエネルギー消費の「可視化」を実現しました。
お客さまは、社内での電力消費を正確に把握(需要管理)でき、無駄なエネルギー消費の行動改善の指示を的確に行うことが可能となります。。
ESCO事業(Energy Service Company)
ESCOとはEnergy Service Companyの略で、ビルや施設の省エネルギーに必要な技術・設備・人材・資金などすべてを包括的に提供し、お客さまにおける一定の省エネルギー効果を保証することで、省エネルギーによるメリットの一部を報酬として享受する総合エネルギーサービス会社のことです。
国内初のESCO事業会社である(株)ファーストエスコは、需要側のエネルギー削減への取り組み提案(照明、空調、受変電、動力)から、分散型エネルギー供給(各種エンジンによるコージェネレーション、燃料電池、バイオマス発電)まで、総合的なサービスを提供しています。
リサイクル事業
環境対策として、温室効果ガスの排出削減と同様に、3R(Reduce、Reuse、Recycle)にも取り組んでいます。
主たる取り組みは、病院や建設現場から発生する廃棄物のリサイクル率の向上です。ICタグを用いて、排出場所からリサイクル・処理設備までを廃棄の最小単位で管理します。分別の精度等を排出場所ごとに評価でき、具体的な改善策を現場担当者に提示することで、リサイクル推進のPDCAがシステマチックに進むようになります。2005年度、埼玉県の大手病院で実証試験を行い、2006年度に運用を開始しました。また、2006年度にはハウスメーカーでも実証試験を行っています。
環境アドバイザリー事業
PFI(民間資金による社会資本整備)やPPP(公共サービスの民間開放)分野を中心に、環境関連のアドバイザリー事業にも力を入れており、廃棄物処理施設などのインフラを中心に、国内初のプロジェクトを数多く手がけてきました。今後も、これまでに蓄積してきたノウハウを基盤に、既存施設の運営維持管理のアウトソーシングなど、事業効率化のためのアドバイザリー事業を積極的に推進していく方針です。
調査・情報提供事業
環境と金融の分野で、1999年にエコファンドのための企業調査業務を開始しました。2006年度も、国内外の金融機関に対して、SRI(社会的責任投資)向けに企業情報を提供し、投資信託や企業年金の運用の参考にされました。
国内外のCSRに関する動向分析に基づく、官公庁からの調査受託や民間企業への情報提供も行っています。また、CSRの概念を普及するため、ホームページ「CSRアーカイブス」を運営しています。先進企業の取り組みや海外事例、CSRに関する基礎知識などの情報を発信し、多くの企業の方にご利用いただいています。

